人支援班

研究概要

AIREC 人支援班：人と共に暮らすロボットの未来を創るAIREC 人支援班では、「人に寄り添い、生活動作を支援するロボット」の実現を目指して、AI 技術とロボティクスを融合した研究を進めています。私たちは、人型ロボットDry-AIREC を用いて、人の動きや状態をリアルタイムに認識し、それに応じて姿勢や動作を柔軟に変化させるインタラクション動作の実現に取り組んでいます。移乗や立ち上がり、靴下の着衣支援、体位変換といった介護タスクにおいて、ロボットが自律的に人を支える技術の構築を目指しています。
人のスキルをロボットに教える「教示学習」や、マルチモーダルデータを用いた深層学習により、より自然で適応的な動作が可能となっています。End-to-End の AI 学習による動作生成や、複数の研究チームと連携した多角的なアプローチは、私たちの大きな強みです。将来的には、Dry-AIREC のようなロボットが介護に限らず家庭、医療、ビジネスなど多様な場面で活躍し、「一台で何でもできるロボット」が人と共に生活する社会の実現を目指しています。人とロボットの真の共生に興味のある方を歓迎します。