森林作業支援ロボットシステム

研究概要

森林班では、我が国の森林を守り、林業の安全性と生産性の向上を目指して森林内作業を支援するメカトロニクスの研究に取り組んでいます。
ロボティクスによる近未来的な森林保全に挑戦しています。
産官学の立場をこえて、多岐分野に渡る研究者や技術者と協力して研究を行っています。
また実際の作業現場における実証実験を頻繁に行いながら、開発を進めています。

伐倒マニピュレータシステム（2010年－）

安全に樹木を伐り倒す事のできる伐倒マニピュレータシステムの研究を行っています。

森林作業支援ロボットWOODY（2003年－）

WOODYは枝をよけて、曲木にも登り、高所で枝打ちなどの作業を行う事ができます。
このロボットは、多様な作業に応えるため、昇降・回転する本体と作業を行う取替パーツに分かれています。
険しい山中でも自在に動き、人と共に働くロボットです。

愛・地球博

WOODYは、2005年日本国際博覧会（愛称：愛・地球博）に出展しました。
愛・地球博の中部千年共生村に、万博の開催期間185日間、常設展示しロボット週間にはモリゾー・キッコロメッセでデモンストレーションを行いました。